映画『大陸横断超特急』コメディ版『北北西に進路を取れ』!?

2021年6月13日

ロッカリア
どーも、ロッカリアです。
鉄道映画にハズレなし! と言う言葉に偽りのない、面白い作品をご紹介します

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《ロス=シカゴ》愛と冒険を乗せて、衝撃のノンストップ・サスペンスが始まった!(当時のキャッチコピー)

   こんな人にオススメ!

  • 笑えてハラハラする映画が見たい
  • 列車映画が好き
  • パニック映画も好き

どんな映画?

ラブ・ストーリーの名作『ある愛の詩』のアーサー・ヒラーが、1976年に監督したアメリカ映画。
作品のラストが、公開当時話題になって、アメリカでは結構ヒットした作品。
日本では、それほどヒットしなかったものの、TVの洋画劇場で、広川太一郎氏の吹き替え版が好評を得たのは、オールドファンには懐かしい思い出。
なぜ、ラストが話題になったのかと言うと、当時はパニック映画の大ブーム。
『ジョーズ』『大地震』『ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』『カサンドラ・クロス』などのスペクタル作品にも、負けないラストが用意されていたからです。
ネタバレのラストシーンが、予告編で何度も放映され、まるでパニックがメインの映画? 的な印象を与えていました。
個人的人は、鉄道・列車映画にはハズレがない、と思っていますが、この映画にも魅力がいっぱい詰まっています。

▶︎▶︎▶︎ ロスとシカゴを結ぶ超特急「シルバーストリーク」号。
出版社に勤めるジョージ(ジーン・ワイルダー)は、車内のレストランで、美術史のシュライナー教授の秘書、ヒリー(ジル・クレイバーグ)と意気投合する。
夜を個室で共にすることになった二人だが、ムードが盛り上がったその時、ジョージは車窓の外にぶら下がった、シュライナー教授の死体を見てしまう。
飛び起きたジョージに驚いたヒリーが、車窓を見た時には、すでに死体は消えていた。
結局、酒の飲み過ぎ、と言うことで眠りについた。
次の日、ジョージはシュライナー教授の個室に行ってみると、怪しい男が部屋を荒らしている。
異変に気付くが、2メートルを超える大男(リチャード・キール)が現れ、ジョージは列車の外へ放り出されてしまう……。

(↓ 当ブログの列車映画ガイド)

見所&解説

3度も落っこちる

二日間かけて、ロスからシカゴへ向かう列車から、主人公が三度も落ちると言う、奇抜な設定が面白い。
その都度、好きになったヒリーのために、列車に追いつこうと頑張るジョージ。
この間の彼の行動が、普通の列車映画と、ひと味違うテイストで、とっても魅力的だ。
2回目に落ちた際には、黒人のドロボーと仲良くなって、再び列車を追いかける。
このドロボー役が、後の『スーパーマン』シリーズに出演するコメディアン、リチャード・プライヤー、その人だ。(オールドファンなら、名前を忘れていても、顔を見ればすぐにお思い出すでしょう)

コンプライアンス、ヘイト問題も笑いに

そのドロボーと一緒になって、警察のいる改札を抜けようとするが、いつの間にか指名手配の張り紙が!
それを突破するために、、ジョージは靴クリームを塗って、黒人に変装する。
そのシークエンスは、今から見ると、社会問題にもなりかねない、ふざけ過ぎたシーンだが、不謹慎にも、笑いを我慢できない。(共演のリチャード・プライヤーも、マジ笑いしてます。昔は、今ほど突っ込まれなかったもんね)

主役は「シルバーストリーク」号

シルバーストリーク号と言う列車が、舞台になっていると言うことで、アクションもふんだんにあります。
定番の、列車の屋根の上での格闘や、列車の中や外での銃撃もある。
優雅なディナー風景や、個室でのお色気シーンもある。
先にも記したけど、主人公が三回も落ちると言う、今までにないパターンも加味されている。
その中でも、やっぱりラストのスペクタル・シーンが、一番の見所、だと言えるんじゃないでしょうか。

実物大のシカゴ駅を再現?

ラストシーンのために、この映画は作られたのか?
そう思えるほど、とんでもない演出がされています。
もちろん、本当の駅を、スペクタル・シーンに使うわけにはいかないので、なんとスタッフは、実物大のシカゴ駅を再現してしまったのです。
駅の構内は、セットだと判別するのは難しい、それほどよく出来ています。
詳しくは言いませんが、その迫力は、最後の最後まで楽しめる作品に仕上げています。

見所&解説〜ダークサイド【余談ですが…】

余談ですが、「シルバーストリーク」号の乗務員に、『シャイニング』で超能力を秘めた、黒人の料理長をしていた、スキャットマン・クローザースが出演しています。

これも余談ですが、後の『007:私を愛したスパイ』に、銀歯の大男ジョーズ役のリチャード・キールが、この作品でも、なぜか銀歯で登場しています。(撮影はこちらの方が早い)

もうひとつ。
DVDのソフトには、日本語吹き替えが収録されている物が有ります。
もし、お手元にあるDVD、もしくは新しくソフトを買う人は、字幕で見た後、広川太一郎氏の吹き替えにチャレンジしてみて下さい。
違う映画(良い意味で)に見えると思いますよ。

オマケにもうひとつ
サントラを手掛けたのはヘンリー・マンシーニ。
よく聴くと、彼の代表曲、「ピーター・ガン」や「子象の行進」にとってもよく似ています。

まだありました
懐かしい当時のパンフレットがあります。(ネタバレ表紙…)

最後にもうひとつ
僕は、ヒッチ先生の『北北西に進路を取れ』のコメディ版、そんな感じでこの映画を見ました。
ヒッチテイストの映画って、かなり量産されていますが、意外にも面白い作品が多いんですよね。
当ブログでは、そんな作品も、これから取り上げて行こうと思います。

 

星4

作品インフォメーション

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サスペンス

Posted by rockaria