映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』雨の日の散歩はお好き!?

どーも、ロッカリアです。
最近、コロナ禍の影響で、海外での仕事が急に回って来て、日曜日もままならない状態で、更新が滞ってます。(←いつも滞ってるだろ…)
今日ご紹介する作品は、僕のアバター画像に使用しているウディ・アレンの作品です。(ウディ・アレンだったんだ…)

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恋の魔法がニューヨークの街に降りそそぐ。甘くて苦いロマンチック・コメディ!(キャッチフレーズ)

・雨のニューヨークを映画の中で散歩したい
・ウディ・アレン印は好き
・ウディ・アレン印は苦手…
・不思議なニューヨークを見てみたい

どんな映画?

監督・脚本をウディが担当し、2019年に制作されたが、プロデューサーが#MeToo運動で問題になり、アメリカ本国では公開されなかった。
ただ、本作に出演した若手俳優、ティモシー・シャメラ(最新作『デューン:砂の惑星』に主演!)、エル・ファニング(ダゴタ・ファニングの妹)、セレーナ・ゴメスたちは高く評価された。
雨が降っているのに、太陽光が差し込んでいるのは偶然ではなく、おそらく演出によるもので、これが不思議な空間を生み出している。

▶︎▶︎▶︎ 地方の大学生、ギャツビー(ティモシー・シャメラ)とアシュレイ(エル・ファニング)は恋人同士。
大学新聞の記者をしているアシュレイに、映画監督のインタビューをするチャンスが来た。
ギャツビーはここぞとばかりに、地元のニューヨークでアシュレイとデートを楽しもうと計画する。
ところが、ニューヨークに着くと、一時間で終わるはずのインタビューは、監督のポラードがアシュレイを気に入った事により、予定が大幅に変更されてしまう。
デートをすっぽかされたギャツビーは、高校時代の友人と出会い、元恋人だった女性の妹、チャンと再開し、自主映画で恋人の役をさせられ、熱いキスをしてしまうが……。

(レインコートの下は裸のアシュレイ)

見所&解説

ウディ・アレンのアバター

監督と脚本をウディがやれば、主人公を、どんな俳優が演じたとしても、それはウディのアバターである。
この作品で言うならギャツビーのことだ。
彼のバックグラウンドにある音楽や文学の知識、映画や人生に対する考え方は、ウディのそれである。

そのウディの定番の見所としては、ニューヨークの街並み、ジャズ、映画や小説のトリビアにあるといってもいいだろう。
だが、今回はタイトルが示すように、雨の日のニューヨークが舞台だ。

この雨を降らす意味は、一体何だろう?
いつもと違うニューヨークを見せたかった?
いや、ウディはそんな単純な演出はしない。
そこで、僕はウディのように、この雨に対して、ひねくれた解釈をしてみた。

例えば、人は晴れた日を前提に予定を組む。
ところが、そこに予期せぬ雨が降ると、予定は狂ってしまう。

ギャツビーの立てた予定は、アシュレイの行動によって、ことごとく狂って行く。
しかも、本当の雨なら、天気予報である程度、把握できるが、アシュレイの行動は予想だに出来ない。
ウディは、女性に対してコンプレックスがあり、女性はまるで雨のように、男性の予定(人生)を狂わせる、そんな皮肉が、ニューヨークに降る雨に象徴されている、と言えば考え過ぎだろうか……。

雨のニューヨークをお散歩

珍しいのは、ジャズのクラリネット奏者として、週に一度、ウディが実際にライブをしている「カーライル・ホテル」が登場すること。
彼はここのカフェで、毎週月曜日にライブをしているのは有名です。(「カーライル・ホテル」は、確か『ハンナとその姉妹』にも登場してました)その他にも、メトロポリタン美術館、セントラルパークの馬車など、人気スポットで撮影されています。
これは、映画を見ながら、ニューヨークを散歩している気分を味わえる、と言うことです。

今作では、そんな定番スポットに、ウディはあることをして、不思議な演出をしています。
それは、雨が降っているのに、何処からともなく、太陽光が差し込んでいること。(日本で言うなら、狐の嫁入り、か…)
フランソワ・トリュフォーの『アメリカの夜』で有名になった、晴れているのに、無理矢理人工の雨を降らしたのか?
最初そう思ったが、もしそうであれば、単純なミスになってしまう。
ウディは、あえて、そう言う演出をして、見慣れたニューヨークの景色を、見たことも無い風景に変えてしまった、と解釈したい。
僕は、そこに、ウディ・アレンの、映画監督としてのセンス、作家性を強く感じてしまう。

雨の日のニューヨークを、お散歩気分で擬似体験しながら、男女のすれ違いをユーモラスに感じて欲しい、そんな作品です。

映画『アメリカの夜』は、フランソワ・トリュフォーの作品だが、本来の意味は、昼間の撮影でも、カメラにフィルター(サングラスのような)をつける事によって、まるで夜間に撮影したように見せる手法のことで、ハリウッドで生まれた造語です。
夏でも雪を降らしたり、晴れの日でも雨を降らせることができる、ムービーマジックなのです。
映画『アメリカの夜』は、そんな映画界の裏側にスポットライトを当てた映画です。

この映画の主演俳優、ティモシー・シャメラは、SF超大作(←言い方古っ!)の『デューン:砂の惑星』で主役のポールを演じている、大注目の俳優さん。
この映画の公開が10月15日です。
気になった人は、ぜひ劇場に足を運びましょう!(←お前もな!)


(あくまで個人の感想です)

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Posted by rockaria