映画『ガーンジー島の読書会の秘密』作家は美しい島と秘密に惑わされた…

その読書会には、どんな秘密があるのでしょうか?
本好きの人は必見の映画をご紹介します
予告編『ガーンジー島の読書会の秘密』
作家が魅せられた読書会の秘密とは?
こんな人にオススメ!
- ロケーションの美しい映画が見たい
- 謎めいた読書会の秘密が知りたい
- 作家が主人公の映画に興味がある
どんな映画?
ドイツ占領下、イギリスのガーンジー島で、ナチスの取締りを逃れるために偶然作られた、「ポテト・ピールパイ」と言う読書会を舞台に起こった出来事を、戦後、この「読書会」に興味を持った女流作家ジュリエットが取材に訪れる。
ところが、この「読書会」にはある秘密があって……。
と、ここまで言うと、何かしらミステリー的な秘密が隠されているような感じだが、実際は、かなりヒューマニズム的要素が強い作品だ。
▶︎▶︎▶︎ 1941年、夜間外出禁止令を破り、パーティーを行った帰りにドイツ兵に遭遇し、尋問された際、「読書会」の帰りだと説明する事で、なんとか助かった。
実際は存在しなかった「読書会」を、急遽発足し、ナチスの目を誤魔化して5年が過ぎ、終戦を迎えた。
新作のサイン会で忙しい作家ジュリエットの元に、一通の手紙が届く。
それは読書会のメンバー、ドーシー(ミキール・ハースマン)からの手紙だった。
ジュリエットは、戦下にあって、人々の希望となった「読書会」のことを取材しようと考え島を訪れる。
「読書会」のメンバーには好意的に受け入れられたが、「読書会」の事を記事にしたいと申し出ると、雰囲気は一変。
本土に帰れと言われてしまう。
だが、どうしても諦められない彼女は、「読書会」のメンバーが、何か隠している事に気付く。
しかも、イギリスから島に向かう直前、プロポーズを受けた彼女だったが、親身になってくれるドーシーの事が気になり始めていた……。

本をテーマにした映画(↓)
見所&解説
端的に言うと、戦争によって運命を翻弄された人々の物語。
「読書会」の秘密…
「読書会」とジュリエットの関係を綴った作品だが、ドーシーとジュリエットの恋愛に関してはステレオ・タイプだ。
この恋愛パターンは何度となく目にして来たので、ラストの予測は簡単だ。
見所は、「読書会」の秘密とは何か?
と言う事になるんだろうが、この秘密を、もっと違う方向にベクトルを向けた方が、個人的には楽しめたと思う。
宣伝の時点では、結構ミステリーなのか? と思っていたが、実際には、もっとヒューマニズム的な問題で、戦争の悲劇をテーマにしている。
視聴に関しては、過剰な期待は、抱かない方が良いでしょう。
ヒロインには注目
この映画の主人公ジュリエット。
最近、どこかで見た女優さんだと思っていたら、大ヒット映画『イエスタディ』で主人公の秘書の女性を演じていた、リリー・ジェームズだった。
『タイタンの逆襲』(2012)『シンデレラ』(2015)『高慢と偏見とゾンビ』『マンマ・ミーヤ!:ヒア・ウイ・ゴー』に出演していて、この映画でも、二人の男の間で微妙に揺れる心を、印象に残る演技で見せてくれます。
美しい景色に身を任せ、物語の進行に身を任せて見る、この映画を堪能する方法です。
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作品インフォメーション
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