『ゾンビ映画』の正しい鑑賞方法、お教えします !?

スポンサーリンク

『ゾンビ』日本公開復元版を記念して

1979年、日本で公開された映画『ゾンビ』は、惑星が爆発するシーンから始まったが、ソフトになって見たときは、そのシーンがカットされていました。(TVオンエア時はちゃんとありました)
理由は分かりませんが、今回、11月29日から、1979年公開版がロードショーされると言うニュースが入ってきました。

この『ゾンビ』には、アメリカ公開版ディレクターズ・カット版ダリオ・アルジェント監修版TV放送版などが存在していますが、この日本公開版は、映像があまりにも過激だっため、一部モノクロ処理や、残酷描写をカットしたりして、なんとか公開に漕ぎ着けたものです。
予告編でも「激レアヴァージョン」とあるように、日本でしか公開されなかったものです。
ぜひ見たいと言う人は、11月のロードショーを楽しみに待ちましょう。

予告編はこちらで見れます。

さて、今日は、このブログを公開して約一ヶ月が経つので、シネマガイドとは少し違った内容で記事を進めて行きたいと思います

   こんな人にオススメ!

  • ゾンビ映画はどれも一緒、と思っている人
  • ゾンビ? もう飽きた! と言う人

 


怖え〜よ!

” 死んだ人間が蘇り、生きた人間を襲う “ と言うワンパターン

この単純なルールに、「ゾンビ映画」はどれも同じで、全く新鮮味がない!
そう考えている人って、結構いるんじゃないでしょうか?
何年か前まで、僕もそう思っていて、積極的に「ゾンビ」が出てくる映画を見ることはありませんでした。
最後に劇場で見たゾンビ映画といえば、『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)で、以降あんまり触手が伸びないジャンルになっていました。

ところが、ある時『バイオハザード』を見終わった時に、ふと思ったんです。

地下にあるアンブレラ社で、T-ウイルスが蔓延して社員が死んでしまった。そこに特殊部隊を派遣して、A.Iのレッド・クィーンをシャットダウンするために向かうが、死んだはずの社員はゾンビと化して、特殊部隊に襲いかかって来る……。
見終わって最初に思ったのが、「結構、設定が凝っているなぁ」と言う事でした。

「ゾンビ映画」の正しい鑑賞方法とは…

そうか、ゾンビ自体の設定はどれも同じだから、作品の設定にこだわらないと、他の作品と差別化出来ないんだ。
僕は、今までゾンビばかりに目が行って、全部一緒だろうと思い込んでいたが、一つひとつの作品を見ると、確かに個性的なものが多い事に気が付いた。
『28日後…』『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ゾンビランド』『ワールド・ウォー・Z』『高慢と偏見とゾンビ』『新感染:ファイナル・エクスプレス』『カメラを止めるな』『RED:レック』『ゾンビ・ストリッパー』『ゾンビーノ』等々。

逆説的に考えると、ワンパターンのキャラクターを扱うためには、作品自体の個性的な内容が問われる、と言う事なんだ。

ゾンビというキャラクター自体、個性が強すぎて、その存在だけに目が行きがちだが、ゾンビだけに注目するんじゃなくて、その現れ方や物語の設定、生存者はどんな方法で生き延びるのか? と言う所に関心を持って「ゾンビ映画」を見ると、今までと違った世界観が、きっとあなたにも生まれて来ると思います。

「そんな事は最初から知っているぞ!」と言うゾンビ・ファンの方、大変申し訳ありませんでした!


スポンサーリンク