映画『荒鷲の要塞』 爆破、銃撃、そして侵入。これぞ戦争アドベンチャー!

どーも、ロッカリアです。
今日ご紹介する映画は、オールドファンはもちろん、若い世代が見てもきっと満足のいく、戦争冒険活劇です。
『ダーティハリー』で大ブレイクする前夜の、若きクリント・イーストウッドの活躍から目が離せません!

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鉄壁の防衛陣を徹底的に壊滅し去る大胆不敵な侵攻作戦! 空前のスケールで描く豪華戦争巨篇!!(当時のキャッチコピー)

・戦争活劇でワクワクしたい
・戦争映画は好き
・若き日のクリントの活躍が見たい

どんな映画?

戦争冒険アドベンチャー小説で、数々の傑作を生み出した、アリステア・マクリーンの同名小説を映画化した作品。
難攻不落と言われたナチスの情報本部は、雪のアルプス山脈、断崖絶壁にある「鷲の城」に置かれていた。
そこにたどり着くには、厳重な警備に守られたロープーウェイのみ。
その城から、捕虜になった将軍を救出するためにチームを結成するが、二重スパイ、裏切り者も現れ、ミッションは難航する。
1968年の作品で、戦争の悲惨を伝えるものではなく、徹底したアクション娯楽大作に仕上げたエンターテイメント作品。
最後の最後まで、手に汗握る冒険活劇の名作です。

▶︎▶︎▶︎ 飛行機事故により、ドイツ軍の捕虜となったカーナビー将軍を救出するために、スミス少佐(リチャード・バートン)と6人のイギリス諜報部員、そこにアメリカ軍のシェイファー中尉(クリント・イーストウッド)を加えたチームは、アルプス山脈にある「鷲の城」と呼ばれるドイツ情報本部へと向かう。
だが、パラシュート降下後、一人の部員が不審な死を遂げる。
「鷲の城」へ行くため、ドイツ軍があふれる城下町に侵入するが、チームの行動は情報が漏れているように、ドイツ軍は先回りしている。
酒場で、ドイツ兵に紛れ込んで身を隠していると、そこにドイツ軍の幹部が兵を連れて訪れ、一人一人を尋問し始めた……。

見所&解説

『ナバロンの要塞』(1961)

と共に、戦争冒険アクション映画の金字塔!
国と国の戦争を描く大作ではなく、見所は、敵陣営に深く侵入し、捕虜にされた将軍を救出し、いかに脱出するか、だ。
そのミッションに対して、いかなる困難に立ち向かう姿は感動的だ。

最大の見せ場は後半、

「鷲の城」へと向かうロープーウェイから始まる。
古い作品だから、合成部分も丸分かりだが、スタントマンを使った実写のシーンには、高い所が苦手な人は要注意だ。(僕だ…)
また、「鷲の城」の中に作られた、ドイツ軍の情報本部では、意外すぎる真実も明らかになり、観客はきっと驚かされるだろう。

これでもか!

と言わんばかりの爆破に加え、車やバイクのスタント、銃撃シーンでも出し惜しみがない。
『遠すぎた橋』(1977)のように、戦車や戦闘機を大量に使った、物量作戦ではないが、ことアクションに関しては、一流の演出がなされている。

また、記憶をたどる限り、僕の映画体験の中でも、冬を舞台にした戦争映画は珍しいと思います。(あるにはあるが、これほどメジャーな大作はないはず。『八甲田山』は大作だが、戦争映画、ではないよね)

主役は

あくまでも、リチャード・バートンだが、若きクリントの演技にも目が奪われる。
マカロニ三部作を終え、『奴らを高く吊るせ』『マンハッタン無宿』でハリウッドでも頭角を表し始めた頃で、まだドル箱スターと呼ばれるには程遠い。
しかし、彼の演技やアクションには、後に『ダーティハリー』で決定づけられた、個性的なスター性が、この作品で垣間見られるのが、とっても楽しいですよ。

【あくまでも個人的な意見です】

このソフト、マニアなら絶対買いです。
手元に置いて、何度でも見たい作品ですからね。
しかも値段が安い!

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アクション

Posted by rockaria