映画『マーキュリー・ライジング』子供を命がけで守る刑事の死闘!

ロッカリア
どーも、ロッカリアです。
マーキュリーとはアメリカ国家安全保障局が作り出した暗号のこと。
で、ライジングは…、ん?

ラストは、やっぱり泣けます

   こんな人にオススメ!

  • ブルース・ウィリスの一味違ったアクションが見たい
  • 国家に追われ、逃避行し、反撃する主人公が見たい
  • 暗号が出てくる映画に興味がある

どんな映画?

ライン・ダグラス・ピアソン小説「シンプル・サイモン」を1998年に映画化したアクション映画。
主人公のアートは、両親を殺され、命を狙われる自閉症の子供を、命賭けで守ると言う、父性愛を前面に出した役を演じている。
『ダイ・ハード』のタフさとは一味違うアクション映画に仕上がっています。

▶︎▶︎▶︎ FBIのおとり捜査官アート(ブルース・ウィリス)は、潜入捜査中に、目の前で殺された子供に対し、トラウマを抱え、部署を変えられてしまう。
一方、NSAの暗号を担当する部署に、絶対解けないはずの暗号、「マーキューリー」が破られたと言う、一本の電話が入る。
逆探知で、暗号を解いた人物がサイモンと言う子供だと分かり、それを上司に報告すると、何故かサイモンの家に殺し屋がやってきた。
そして両親を殺すが、肝心のサイモンを見つける事が出来なかった。
アートが事件の報告を受け、子供を探すために現場に行くと、隠れていたサイモンを見つける。
両親の死は心中だ、との判断に疑問を持ったアートは、保護プログラムを適用するように告げるが認められない。
サイモンの付き添いで病院に行くと、アートの感が的中し、殺し屋が二人に襲いかかって来た。
何とか病院を抜け出したが、警察を信用できなくなったアートは、自閉症のサイモンに手を焼きなが、彼をも守る為の逃避行が始まった……。

見所&解説

原作との違い

原作を、映画化される前に読んだ事があります。
自閉症の小学生が、国家の機密をいとも簡単に解くと言う、サヴァン症候群を扱ったサスペンス小説でしたが、映画化に際し、アクションを重視した作品になっています。

ロッテントマト=21%…、原因は?

公開当時、劇場に足を運んで観ましたが、席はガラガラで、全体的に評価が低かった作品、と言う印象がありました。
アメリカ最大の映画批評サイト、ロッテントマトでも支持率が悪く、低い評価になっています。
その原因は、細部に目が行き届いてない、そんな所にあるような気がします。

例えば、NSAが膨大な予算を注ぎ込んだ暗号を、サイモンは見ただけで破ってしまうが、本当に見ただけで、工夫がない。
サイモンの頭の中で、暗号を解いて行く過程を、ビジュアル的に、もし観客に見せる演出をしていたら、サイモンの素晴らしさを、もっと観客にアピールできたはずだ。
この映画の中のサイモンは、ただの駄々っ子にしか見えない、それが残念で仕方がない。

劇中に、コンタクトを取ろうとしたNSAの職員が、もう一度「マーキュリー」を使うが、NSAのサーバーに、パスワードを解いて侵入するのが、何故かアート、と言うのも不思議で仕方がない。(マーキュリー自体はサイモンが解く)
子供の命は(もちろん人の命は全て)大切だから、トラウマを抱えたアートが命を賭けて守る姿は良いが、ならば、サイモンの才能をもっと丁寧に描いていれば、もっと質の変わったサスペンス・アクションになったに違いない。
サイモンを、この映画では、宝物のような存在にして欲しかった。

ジェームズ・ボンドに、ジョン・マクレーン

主演のブルース・ウィリスは、『ダイ・ハード』ばりのアクションを見せてくれるが、マクレーン刑事とは一味違う刑事を演じています。
と言うのも、マクレーン刑事はピンチになると、よくジョークを飛ばし、アクションとブレンドして対比の面白さを見せてくれましたが、アートは冒頭で、少年の命を守られなかったと言うトラウマがあり、最後まで真面目な男、を通している。

『ダイ・ハード』シリーズで、5回もマクレーン刑事を演じたブルース・ウィリス。
この作品で、タイプは違うが、同じ刑事役を演じることは、007のボンド役に等しいぐらいのハンデとなるはず。
でも、それが気にならないぐらいの演技は、評価できると思います。

心に傷を負った、大人と子供の逃避行劇、アクション映画として見るなら、有りだと思います。
そして最後は、泣いてください……。

ヒッチ先生の【談話室】

ロッカリア

ロッカリア

先生、今日は原作がある映画作品です
ヒッチ先生

ヒッチ先生

わしも小説を映画化した事が何度もあるが、原作があまり有名じゃないものは、比較的映画化しやすいな。
ロッカリア

ロッカリア

僕はたまたま映画を見る前に、この小説を読んでいました。
だから、どうしても原作との比較をしてしまいす。
それって、やっぱりダメなんでしょうか?
ヒッチ先生

ヒッチ先生

ダメっちゅうより、それは映画好きにとっては「あるある」やからシャーない事や。
だから、あんまり有名な原作の映画化は避けるべきや。
例えば「ダ・ヴィンチ・コード」なんて、映画化される前の時点で、かなりの物議を呼んだやろ、それだけで、クリエイターはかなりのプレッシャーを受けたはず。
逆に監督のロン・ハワードは、よう作りよったで
ロッカリア

ロッカリア

と言う事は、たまたま有名じゃなかった小説を読んで、映画を見た僕が悪い、と言うことになるんでしょうか?
ヒッチ先生

ヒッチ先生

昔あったやろ。
「読んでから見るか、見てから読むか?」って。
持論やけど、映画を見るなら、なるべく情報がない状態の方がええで
ロッカリア

ロッカリア

そうですね。
先生に同意します
ヒッチ先生

ヒッチ先生

わしも、『レベッカ』『鳥』と、『埋もれた青春』を、ダフニ・デュ・モーリエ の小説を原作に映画化したが、評判よかったで
ロッカリア

ロッカリア

確かに、先生が映画化したことによって、日本でも小説が有名になりましたね。
ヒッチ先生

ヒッチ先生

こう考えられんか?
原作小説は、映画を見た後の「追体験」をするような感じで読む、と言うのはどうや?
ロッカリア

ロッカリア

ああ、それは良い考え方ですね!
さすが先生、本日もありがとうございました

作品インフォメーション

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