映画『恋愛小説家』映画は時に、見る者の代弁者になる!

ロッカリア

 

どーも、ロッカリアです。
今日はジャック・ニコルソンでなければ、演じられない、そんな人物が主役の映画をご紹介します

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人格最低男、愛に目覚める!?

   こんな人にオススメ!

  • 自分は恋愛下手である、と思っている人
  • 一風変わったラブコメが見たい
  • 感動するセリフに巡り会いたい

どんな映画?

『愛と追憶の日々』(1983)で、アカデミー、監督賞、作品賞、脚色賞を獲得、世界で高い評価を得たジェームズ・L・ブルックス監督の作品。
その作品にも出演していたジャック・ニコルソンを再び迎え、潔癖症で人種差別、毒舌で自己中心的な男、メルヴィンを快演している。
そのメルヴィンが行きつけのレストランで働く、シングル・マザーのウェイトレス、キャロルとの恋愛を、同じアパートに住むゲイの住人、サイモンの問題を絡めて描いたラブコメ。
最後に語るメルヴィンのセリフは、多くの人の心に響くはずだ。

▶︎▶︎▶︎ 売れっ子作家のメルヴィンは、超が付くほどマイペースで潔癖症。
創作環境を大切にする彼は、同じアパートの、同じ階に住む画家のサイモンが、何かとうるさくて、ペットの犬を含めて嫌いだった。
そんなメルヴィンが、毎日通うレストランがあった。
毎日同じテーブルに座り、毎日決まったウェイトレス、キャロルに給仕してもらうのが日課だった。
ところがある日、お気に入りのキャロルが、店を辞めるかも知れないと聞き動揺する。
また同じ頃、画家のサイモンの部屋に強盗が入り、サイモンは怪我をして入院、彼の飼っている犬を預けられてしまい、平和だったメルヴィンの生活は一変してしまう……。

見所&解説

人間らしい、と言えば…

頭で思った事、心で感じた事をそのまま言葉にしてしまう、そんなメリヴィンは最悪の人物に見える。
実際に、全編を通して、その最悪ぶりは一貫している。
でも、考え方にもよるが、もっとも自分に正直に生きている人間、と言えないだろうか?
更に、見る人によっては、ピュアな人間なのかも知れない、そう感じさせるのが、この作品の面白いところだ。
そのピュアな部分に、いち早く気付くのがキャロルだが、だからと言って、メルヴィンの見た目と言動の酷さから、恋愛対象になるかは別だ。
とにかくメルヴィンの言動は、超が付くほどヒドイが、そんな男の本質に迫り、ひょっとしてメルヴィンは魅力的な男? そんな演出が功を奏して、最後まで作品に興味を持たせる。

出演者のセリフが気になる映画!

シングル・マザーのキャロル言葉、いきなり無一文になってしまったサイモンの言葉、独身男、メルヴィンの言葉。
これらは多くの人の共感を呼ぶかも知れない。
と言うのも、三人が直面するそれぞれの問題は、現実味があり、決して他人事ではないような気がするからだ。
その理由の一つとして、SFやアクションと言ったジャンルとは異なり、多くのラブコメは、生活に根ざしたテーマが一般的で、観客との距離が近いからだ。

だから、登場人物が現実に対した時の言葉や感情は、見ている我々の代弁者、と思える時がある。
逆に言えば、観客の共感を得るかどうかで、作品への評価は決定される、と言うことになるだろう。

また、この作品の最後で、メルヴィンがキャロルに話す言葉、恋愛小説家に相応しい、感動的なセリフで、それを耳にした時、キャロル以上に感動するのは、見ている我々の方なのだ。

星4

作品インフォメーション

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