映画『テン』見た目は10点満点の理想の女性! 果たしてその中身は? 監督はあの名作の……。

どーも、ロッカリアです。
今日ご紹介する作品は、どちらかと言うと、男性向きの作品かも知れません。
現代においては、女性を見た目だけで点数を付けるなんて、御法度ですが、この映画のタイトルは、そんな御法度、10点満点の女性に出会ったしまった男の物語です。
果たして彼には、一体どんな運命が待っているんでしょうか。

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もしあなたが、恋人や奥さん以外の、理想の女性に出会ったら?

・頭の中に理想の人がいる
・やっぱり見た目は大事だと思う
・古いコメディ作品は大好き

パートナーがいるにもかかわらず、美しい女性に一目惚れしてしまった中年男性の行動を、面白おかしく見せる1979年のコメディ作品。
監督は、あの永遠の名作『ティファニーで朝食を』(1961)のブレーク・エドワーズ。
キャリア後半では、『ピンクパンサー』シリーズ(個人的に大好き作品)で、ドタバタコメディを量産した監督です。
音楽は、主人公がピアノを弾く作曲家の設定なので、こちらも『ティファニーで朝食を』で、名曲「ムーン・リバー」を生み出したヘンリー・マンシーニが担当。
それに、『サウンド・オブ・ミュージック』のジュリー・アンドリュースが、コメディ作品に出演しているのも、注目です。
教訓じみたテーマを内包していますが、監督は軽いタッチで、それを笑いに変換しています。
ただ、見る時に注意したいのは、裸の男女の描写が結構あります。
家族と一緒に見ることはお勧め出来ません。

▶︎▶︎▶︎ 作曲家のジョージ(ダドリー・ムーア)は、サマンサ(ジュリー・アンドリュース)と言う女性と夫婦同然の関係にあった。
仕事が上手く行かなくなっていたジョージは、サマンサとの関係もマンネリ気味に感じていた。
そんな時、車で信号待ちをしていた彼は、結婚式に向かう途中の花嫁、ジェニファー(ボー・デレク)に一目惚れ。
なんと、結婚式場の教会まで押し掛けてしまう。
これは運命の出会いだ、と考えたジョージは、なんと新婚旅行先のメキシコまで彼女を追いかけて行く。
ところが、そこでジョージを待っていたのは、想像も付かないハプニングだった……。

ダドリー・ムーアが出ているコメディ・ミステリー作品(↓)

今で言うストーカー!

今なら間違い無く、悪質なストーカーに違いありません!
新婚旅行先まで花嫁を追いかけて行っちゃうんだから。
主演のダドリー・ムーアは、冴えない中年役にピッタリだが、有名な作曲家と言う事で女性にはモテる。
どこに行ってもモテる。
そんな彼が、理想の女性に出会ってしまい、なんとかして、彼女を自分のモノしようと、色々トンデモない行動に走る姿は、コメディ・タッチで描かれているが、男子諸君なら、笑えない(身につまされる)シーンもきっとあるはず。
例えば、交際中のサマンサは、とてもジョージに尽くすタイプ。
それにはジョージも気付いているが、ジェニファーを一目見てこんな事を思う。
自分も中年になり、もう先も見えて来た、今人生を変えないと……。
彼はもう一度、希望を持って人生をやり直そうと考えた。
その結果、サマンサを裏切る行動に出てしまう。
そして、そんな彼に待ち受けていた運命とは……?
ぜひ自分の目で確かめて下さいな。

TVのカット放送が面白かった?

オールドファンなら、TVの洋画劇場で昔見たことがあるでしょう。
僕もそんな一人です。
今回、U-NEXTで視聴しましたが、実は2時間もある作品なんです。
昔TVで見た時は、コマーシャルはあるし、放送枠は2時間弱だったので、当然カット版を見ていた事になります。
その時は、とにかく笑ってばかりのコメディ作品、と言う印象でしたが、今回のノーカット版は、結構冗長な感じがしました。

この映画の主演、ダドリー・ムーアは、『ミスター・アーサー』(1981)と言う作品にも主演していて、どちらかと言えば、個人的にはそっちの作品を推します。


映画好きとしては、下記のU-NEXTが推しです。
・古い映画がとにかく充実しているので、オールドファンには嬉しい。
・月額料金は2,189円(税込)ですが、その中に1200円分のポイントを、新作や話題作のレンタル料金として使えます。
・あまったポイントは翌月に持ち越せます。

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コメディ

Posted by rockaria