映画『おしゃれ泥棒』オードリーの魅力がいっぱいのロマンティック・コメディ!

どーも、ロッカリアです。
本日ご紹介する作品は、オードリー・ヘップバーンの魅力が詰まった、とても楽しい作品です。
彼女のコメディエンヌぶりに注目です!

スポンサーリンク

「パリです、オードリーです、世界の恋人です。100万ドルをシックに盗みます!」(キャッチコピー)

・泥棒映画にハラハラしたい
・オードリーに会いたい
・クラシックでオシャレな映画が好き

どんな映画?

『ローマの休日』と言う永遠不滅の名作を監督したウィルアム・ワイラー監督が、『噂の二人』に続いて、三度オードリー・ヘップバーンと組んだ作品。
共演に、『アラビアのロレンス』のピーター・オトゥールを迎え、二人は息ぴったりの演技を見せてくれる。
ジバンシーに身を包んだオードリーの美しさに、改めて、彼女の事が好きになる人も多いはず。

▶︎▶︎▶︎ ニコル(オードリー)の父シャルル・ボネは、美術品の収集家。
だが、実は自身の手で名画をコピーする贋作家だった。
ある日、自宅にあるチェリーニの「ヴィーナス像」を美術館に貸し出す事になる。(もちろん偽物)
そんなある日、二階の寝室でニコルが寝ていると、一階で物音がする。
彼女が銃を手に取り、下に降りて行くと、泥棒らしき男を発見。
その男、デルモット(ピーター・オトゥール)と言うが、実は、依頼者から絵画の真偽を鑑定をする探偵だった。
デルモットは、正体がバレるとまずいので、その場は泥棒と言うふうに、ニコルには思わせておいた。
一方、美術館に貸した「ヴィーナス像」に、保険をかけるために、鑑定する事になったと連絡があり、
父とニコルは大慌て!
「ヴィーナス像」は、おじいちゃんが作った贋作で、鑑定される前に、先日泥棒に入ったデルモットに協力してもらい、美術館から盗むことを計画する。
しかし、「ヴィーナス像」は、最新式のセキュリティで守られており……。

見所&解説

この作品の見所は

何と言っても、最新式のセキュリティで守られた美術館から、どうやって「ヴィーナス像」を盗むのか、と言うところ。
その意外な方法に、「よく考えた!」と思うか、「都合良すぎ!」と思うのか、それは見てからのお楽しみ。

あと、ジバンシーの衣装に身を包んだオードリーのファッションも、見どころの一つだけど、意外にも、ピーター・オトゥールのコメディアンばりの演技にも、注目して欲しい。
『アラビアのロレンス』の印象が強い彼ですが、顔が綺麗な分、二枚目を演じるよりもギャップがあって、とても好感が持てるんです。
実際、オードリーも彼のことを、非常に気に入ったみたいで、キスシーンではうっとり、面白いシーンでは、マジ笑いしているように見えます。

ジバンシーのファッション以外にも

オープニングでオードリーが、真っ赤で小さなクルマに乗って登場します。
とてもオシャレに見えるこの車、軽自動車のように見えるけど、勿論この当時はフランスには存在しません。
この赤いクルマ、実はイタリア車で、「アウトビアンキ:EDEN ROC」と言う車種。
フィアット500(ルパン三世が乗ってる黄色い車)がベースで、兄弟車みたいなもの、と言えば納得できますね。
それから、有名な高級ホテル、「リッツ」でのシーンも多く登場しますが、このホテルは『昼下がりの情事』の舞台にもなっていました。

コメディ・タッチの作品ですが、泥棒映画なので、ハラハラ・ドキドキ感もあって、楽しめる作品に仕上がっています。

個人の意見です

この作品の監督、ウィリアム・ワイラーは、ヒッチコックのストーカーじゃないのか(W)? と思うほど、自分の作品に、ヒッチコックをカメオ出演(?)させているんです。

あの名作『ローマの休日』では、ラストの王女謁見のシーンで、新聞記者のヒッチコック(名前だけ)を登場させた。
そして今作にも、ヒッチコックを登場させたシーンがある。
二階のベッドで本を読むオードリー、その本がなんと「ヒッチコック・マガジン」なんです。

テレビ画面を写真に撮ったものです

今回見たDVDには、ヒッチコックと字幕も入っていました(W)

今回、わざわざDVDを買って観ました。
理由は、DVDのパッケージ・デザインを手元に置いておきたかったからです。
それに安かったので。

スポンサーリンク

コメディ

Posted by rockaria