映画『ドラゴン・キングダム』燃えて笑えて泣けるカンフー映画!

2021年3月15日

ロッカリア
どーも、ロッカリアです。
忙しくて、少し間が空いてしまいました、今日から頑張ります!
さて、本日の作品は、ジャッキー・チェンとジェット・リーが、15年来の企画を実現した、カンフー・ファンはもちろん楽しめますが、アクションとファンタジーが融合した、奇跡のような作品は、誰もが楽しめます。

映画『ドラゴン・キングダム』予告編(日本語版)

   こんな人にオススメ!

  • カンフー映画が好き
  • 時空を越える設定が気になる
  • 伝説となった闘いが見たい

どんな映画?

カンフー・アクションを得意とする2大スターの、10分にも及ぶ対決場面が話題になった、2008年のアメリカ映画。
孫悟空の逸話をモチーフに、現代アメリカでイジメを受ける高校生が、如意棒を手にした事から、古代中国のパラレルワールドにタイムスリップ。
帝国主義に反撥する二人の師匠から、カンフー、剣術、棒術を学び、弱い自分から、一人の男として成長する姿は感動を呼びます。
妖術使いや、淡い恋愛も描かれていて、見所いっぱいの作品になっています。

▶︎▶︎▶︎ カンフー映画オタクの高校生ジェイソンは、ホップ老人(ジャッキー・チェン)が経営する質屋の常連。
その日もDVDを買って帰る途中、同じ高校の不良グループに絡まれイジメに合う。
ジェイソンがホップ老人と親しいと分かると、強盗の手伝いを強要され、深夜にホップの店に侵入する、が、異変に気づいたホップが抵抗すると、グループのボスに銃で撃たれて倒れてしまう。
その時、「この如意棒を持ち主に返してくれ」と言われ、ジェイソンはそれを持って屋上に逃げる。
ところが、追ってきた不良たちの目の前で、如意棒が不思議な動きをして、ジェイソンは屋上から落下してしまう。
気が付くと、そこは古代中国に似た禁忌王国と言う所にタイムスリップしていた。
この世界では、ジェイド将軍が悪政で国を統治していて、ジェイソンもいきなり兵士に殺されかける。
そこに現れたのがルー(ジャッキー・チェン、二役)と言う酔っ払いの男で、酔拳の達人だった。
ルーに助けられたジェイソンは、右も左も分からない世界で、ジェイド将軍の妖術で石にされた孫悟空の元に、如意棒を届けかけらばならなかった……。

見所&解説

二人の盟友

ジャッキー&ジェットのタイトルクレジットから、カンフー映画ファンならきっと期待に胸が膨らむが、本作はその期待以上の感動が詰まっている。
特に、酔拳を駆使するジャッキーと、蟷螂拳(とうろうけん)で迎え撃つジェット・リーとの一騎打ちは、今となっては語り草だ。
二人だから実現したハイクオリティの闘いは、カンフー・アクションを熟知していて、芸術的とも言える域に達している。
ここで注目したいのは、長年、ジャッキーのアクションを見てきたファンなら分かると思うが、酔拳を除いたアクション・スタイルが、今までとは違う、と言う点だ。
ワイヤー・アクションを使っているとは言え、新しいアクションを見せているのには、古いファンも注目してもらいたい。
語り草、と言えば、ジャッキーにはもう一つ、伝説的なファイトがある。

伝説のファイト・シーン

『スパルタンX』におけるベニー・ユキーデとの闘いだ。
彼はアメリカのキックボクシング界で、チャンピオンまで上り詰めた男で、このガチンコ・バトルは、ブルース・リーの『ドラゴンへの道』で闘った、チャック・ノリスとの死闘にも匹敵する、カンフー映画史上におけるベストバウトの一つに間違いありません。
この『ドラゴン・キングダム』における二人の闘いは、メイキングを見てもその凄まじさが分かります。
ワイヤーの使い方も、こんな細かい所まで使っていたのか! と思うほど、ナチュラルに演出されている。

『ベスト・キッド』だ!

もう一つ、この映画で注目したいのは、高校生のジェイソンが、禁忌王国で成長する姿だ。
そう、あの『ベスト・キッド』的な要素も本作の魅力のひとつ。
ヘナチョコのジェイソンが、二人の師の元で修行を積み、人間として、男として成長する姿は、きっとラストで感動するはずだ。
見所は他にもある。
ジェット・リー扮するサイレント・モンク(黙僧だが、実際はおしゃべり)、彼の正体が分かった時、僕は無念にも泣いてしまった……。(←いつものことね)

ジャッキー・チェンの、二つのセリフに注目したい

高校生のジェイソンに、ジャッキーが憲法の極意を語るシーンがある。
そのセリフがこれ。

そのパワーは水の慣れと同じ、限りなく柔らかい、だが硬い岩をも打ち砕く。
相手にかかわらず、流れに包み込む。
名前も型もない極意は、己の内にあり、解き放てるのは己だけ

これはブルース・リーが、自身の拳法スタイルを語ったインタビューの内容を、ジャッキーなりに言い換えた表現だ。
『燃えよドラゴン』に端役で出ていたジャッキーの、ブルースに対する思いが、このシーンにあると僕は解釈したい。
もう一つ、忘れ難いセリフがある。
それは、人間の死に関してのことだ。


人を愛する事も、夢を抱く事もなければ、心が傷付く事もない。

でも、それで生きていると言えるのか?
それなら、誰かを愛して尽きる命の方がいい。
死ぬ事もなく、無駄に生きるより。

このセリフも、高校生のジェイソンに向けられた言葉だが、この映画を見るすべての人に向けられた、ジャッキー自身のメッセージではないだろうか。
何もしないで生きるより、失敗しても、何かをして生きる事が大切だと。

とにかく、未見の人には、一度見て欲しい作品です。

 

作品インフォメーション

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