映画『エルム街の悪夢』鑑賞中、絶対寝てはいけない映画！【真夏のモダンホラー・コレクション】VOL.２

2020年8月29日

どーも、ロッカリアです。
まだまだ暑い、この季節が続くみたいです。
やっぱり、まだまだホラー映画は日常の必需品（？）ですよね

1. 『エルム街の悪夢』予告編（字幕あり）
2. 悪夢が現実になるなんて…、いやだ！

『エルム街の悪夢』予告編（字幕あり）

悪夢が現実になるなんて…、いやだ！

　　　こんな人にオススメ！

タイトルは知っているが見たことがない

キャラクターが強いホラーが見たい

鑑賞中、寝ない自信がある

見た後でも、夜はちゃんと寝れる自信がある

どんな映画？

このシリーズは全6作、それにリブート（2010年）が作品１作、『フレディVSジェイソン』と言う場外乱闘作品を生み出した、1984年の人気ホラー映画。
夢に現れた殺人鬼フレディに襲われると、現実世界でも死んだり、体に傷を負ったりしてしまう。
この設定と、フレディと言うキャラが人気の秘密だ。
後に大スターになる、ジョニー・デップが、ティーンの頃に出演している事も話題で、ファンには見逃せない作品です。

▶︎▶︎▶︎　高校生のナンシー（ヘザー・ランゲンカンプ）は、ある日夢の中で、火傷でただれた皮膚、右手にナイフのような鋭い爪を装着した殺人鬼、フレディに襲われ、目が覚める。
ところが、夢の中の出来事なのに、現実の世界にその傷跡が残っていた。
不思議に思ったナンシーは、友人のティナにその話をするが、実は彼女も同じように、フレディに襲われた夢を見たと言う。
数日後、ティナは惨殺されてしまい、犯人は恋人のロッドだと決めつけ、警察は彼を逮捕する。
ところが彼も、誰もいない拘置所の中で殺されてしまう。
ナンシーは、フレディの仕業に違いないと確信し、なぜ彼が殺人を繰り返すのか、恋人のグレン（ジョニー・デップ）と協力し、その謎に挑むが、ナンシーは母親から、意外な真実を聞かされる……。

見所＆解説

確かにユニークな設定で、殺人鬼フレディにも強烈な魅力がある。
ただ、気を付けて見てほしいのは結末だ。

結末の処理

ネタバレは避けたいので、詳しくは記せないが、B級ホラーのテイストを生かし、物語の90％はハラハラ・ドキドキの展開で楽しめる。
が、個人的には、あのラストは気に入らない。
唐突すぎるし、見ている方は、どう受け取って良いのか分からないぐらい、さっさと終わってしまう印象だ。
どっち付かずのエンディングは……、おっと、ヤメておこう。
是非あなたの目で確かめて欲しい。

殺人鬼フレディの誕生

寝たら殺されるかも知れない、なんて、そんな状況に陥ったら、さぞかし辛いだろうなぁ、と思ってしまう。
たとえ夜中に目が覚めても、傷が残ったり、血だらけでも嫌だ。
人間の一番辛い、ウィークポイントに焦点を当てたところが秀逸だと思う。
また、フレディ・クルーガーは、どうして殺人鬼になったのか、どうして大火傷を負っているのか、右手にナイフの爪を付けるシーンなど、ホラー映画史上でも有名なキャラの秘密が、ちゃんと描かれている。
同じ80年代に誕生した、『13日の金曜日』（正確にはパート2）のジェイソンと、双璧のキャラクターの誕生だと言えます。