映画『クロール:-凶暴領域-』ハリケーン、洪水、ワニのパニック映画!
九州や各地で被害をもたらした豪雨、被災された方には、一刻も早い日常を、取り戻されることを願っています。
災害映画と動物パニック映画、合体!
こんな人にオススメ!
- 動物パニック物が好き
- 人とワニの死闘が見たい
- サバイバル映画は好き
どんな映画?
ハリケーンが町を襲い、洪水が押し寄せる災害と、ワニが人を、次々に襲うと言う、二つのパニック映画を合体させた、2019年10月に公開された、比較的新しい作品。
『アリゲーター』『U.M.A レイク・プラシッド』と言った、ワニが人を襲う映画がありますが、この作品には、襲うシチュエーションに工夫があります。
※ 洪水の場面が全編に渡ってあります。鑑賞に際しては、その事を充分に配慮して下さい。
▶︎▶︎▶︎ 巨大ハリケーンが迫るフロリダで、父との連絡が途絶えた娘のヘイリーは、2時間以上離れた、今は売り家になっている自宅に向かった。
父のデイブを探すと、地下室で怪我をして倒れているのを発見、さっそく地上に運ぼうとすると、巨大なワニがヘイリーに襲いかかり、行く手を塞いでしまった。
ハリケーンの影響で、地下室にはどんどん水が流れ込み、徐々に水位も上がって来る。
しかも、地下室にはもう1匹、ワニが潜んでいて……。
見所&解説
気になる点が2個
ある状況下のパニック映画として、何も考えずに見るには、長さ的にも(87分)ちょうど良い作品で、VFXも丁寧な作り込みでリアルだ。
だが、どうしても気になる点が二つあります。
一つは、あれだけワニに噛みつかれているのに、ヘイリーのキズは致命傷にならず、まるで不死身のように、何事もないように物語は進む。
例えば、水中でワニに噛まれ、食いちぎろうとスクリュー回転するが、それに同調してヘイリーも回転する。
いくら水泳選手だと言っても……ねぇ。(リアルさは無いが、ただ、演出的には面白い)
その代わりと言ってはなんだが、父親のデイブは、結構悲惨な傷を負う。
また、二人とも、けっこう出血するが、あの汚い水の中にいる姿を見ていると、バイキン、大丈夫か? と気になってしまうのは、僕だけか?
あのヘリコプター、大丈夫?
もう一つは、ただの大雨ならまだしも、巨大ハリケーンの中、いくら救助活動とは言え、ヘリコプターの限界を超える強風の中で飛行するのは無理だろう。
このハリケーン、カテゴリー5って言ってたぞ。
良かった点は?
良かった点を挙げるとしたら、どんな状況になっても、父のデイブが、娘を一生懸命に励ます。
「お前ならできる!」「お前なら大丈夫だ!」
その姿には、同じ父親の立場として、心が熱くなるのを感じました。
ヒッチ先生の【談話室】
それより、最近はVFX、コンピューター・グラフィックスの完成度が高くなって、リアル感があり過ぎや。
ニュース映像で見る災害シーンと、あんまり変わらへんから、ちょっと、現実を思い出して、心が痛むなぁ…
ハリケーンや洪水による被害は、昨今、世界的に問題ですし、特に梅雨や、台風の通り道と言われる日本は他人事じゃありませんね…
映画を見る時ぐらい、何もかも忘れて、没頭したいもんですよね。
本日もありがとうございました
作品インフォメーション
この映画を見るには、次の方法があります。
1. Amazon プライム・ビデオで無料で見る
クロール ー凶暴領域ー (字幕版)
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クロール ―凶暴領域― ブルーレイ+DVD [Blu-ray]
3. 近くのレンタル屋さんに行く…
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