映画『マッドマックス:怒りのデス・ロード』見ない、と言う選択肢はない!
CGを使わないカー・アクションに度肝を抜かれる!
こんな人にオススメ!
- 『マッドマックス』シリーズのファン
- アクションに本物を求める人
- デストピアの世界観に酔いたい
- カー・アクションが好き
どんな映画?
度重なる制作延期を乗り越え、シリーズの生みの親、ジョージ・ミラー監督が2015年に完成させたアクション大作。
主役のマックスを、メル・ギブソンからトム・ハーディに変わったが、この交代は成功だ。
何より、この映画の魅力は、CGを極限まで排した、ど迫力のカー・チェイス!
しかもただのバトルではない。
アイデア満載のアクションには、ただ脱帽するばかりだ!
▶︎▶︎▶︎ 荒廃した近未来のオーストラリア。
イモータン・ジョーを首領とする集団に捕まったマックスは、イモータンの元から逃げ出すフェリオサ(シャーリーズ・セロン)一行に力を貸すことになる。
だが、フェリオサたちを追って来る軍団は容赦なくマックスたちを襲ってくる。
死闘を繰り広げなが、フェリオサが生まれた「緑の地」を目指して突き進むが、そこには……。
見所&解説
命綱をCGで消すとか、コンピューターによる細かい作業はあるが、本物しか持ち得ない迫力と緊張感が半端ない。
映画をたくさん見ている人ほど、それを強く感じるはずだ。
トム・ハーディのマックスは、過去に自分が救えなかった命の幻影に悩まされながら、抑えた演技で「マッドマックス」と呼ばれたメル・ギブソンとは程遠い。
だが、この抑えた演技が、マックスの迫力を静かに演出している。
余談だが、このトムは、僕と同じ身長が175センチだと言うから、その存在感に驚きだ。
シャーリーズ・セロンがすごい。
この人、本当に何でもできる女優さんだが、今回も闘う女を完璧に演じながら、マックスに見せる、一瞬の女心の表現が素晴らしい!
アクションはもちろん凄いが、この二人の演技が、この物語を牽引している事は間違いない。
メイキング(特別映像)を見れば、その迫力は一目瞭然だ。(ここをクリックするとyoutubeで見られます)
ただ単に車のアクションを見せるだけじゃなく、長い棒を使った空中からの襲撃や、イモータン・ジョーの異様な格好、戦闘を鼓舞する爆音バンド、あの意外なバイク集団、砂嵐に湿地帯等々アイデア満載で、これでもかと見る者を魅了する。
ジョージ・ミラーは、面白い映画の本質を知っているに違いないので、その辺をヒッチ先生に解説してもらいましょう。
ヒッチ先生の【談話室】

ロッカリア

ヒッチ先生
物語がどんだけ面白かったとしても、大根役者が主役を演じたら終わりや。

ロッカリア

ヒッチ先生
ニュークスと言うスキンヘッドの奴おったやろ?
最初はメンヘラみたいなやっちゃな、と思ってると、後半、いい意味で豹変しよる

ロッカリア

ヒッチ先生
何故なら、役者が演じる主人公たちの感情が伝わって来るからや。
感情がない作品は、映画として致命傷や。
この監督のジョージ・ミラーは、それを分かってて、役者一人ひとりの感情表現を丁寧に演出しとった

ヒッチ先生
いつも言うとるんは、有効に使え、ちゅうこっちゃ。
『鳥』を作った時代に、もしCGみたいな技術があった、もっと怖い作品になっとったで

ロッカリア
みなさん、新種のコロナウィルスが拡大してますが、負けないように頑張りましょう!
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