映画『グレムリン』 こんなクリスマス・プレゼントは嫌だ!

2020年6月13日

クリスマスで賑わう町に、小悪魔が集団で大暴れ! 悪夢のようなクリスマスが始まった!

   こんな人にオススメ!

  • 変わったクリスマス映画が見たい
  • ホラーっぽくっても大丈夫
  • 可愛いギズモに会いたい
  • 映画ネタ満載の作品が好き

どんな映画?

スピルバーグ(製作総指揮)とジョー・ダンテ(監督)がタッグを組んだ、1984年のホラー+ファンタジーな作品。
可愛いギズモと言う小動物のような生き物から、グレムリン(小悪魔)と言うおぞましい生き物が生まれ、クリスマスに湧く小さな町を占拠し、滅茶苦茶にしてしまう。
主人公の銀行員、ビリーの母親がキッチンで、グレムリンと大立ち回りをするシーンは、映画の始まりからは想像が出来ないほどホラーでスプラッターだ。
決してケーキを食べながら、見てはいけない。

▶︎▶︎▶︎ ビリーの父親ランダルは、自分の発明品を売りに回るセールスマン。
息子ビリーのために、クリスマス・プレゼントを探していると、チャイナタウンで少年に導かれ、地下にある骨董屋に連れて行かれた。
そこで見つけたのが、可愛いモグワイと言う生き物だった。
店主が言うには売り物では無いとのこと。
諦めて帰りかけたランダルを追いかけて来た少年が、お金が必要だと言ってモグワイを持ってきた。
しかし、モグワイを飼うには、三つの約束事があった。

  1. 真夜中を過ぎて、食べ物を与えてはいけない
  2. 強い光に当てない
  3. 水に濡らさない

一足早いプレゼントを貰ったビリーは、モグワイを一目で気に入り、ギズモと名付けて可愛がった。
ところが、水をこぼしてギズモにかかると、背中から毛玉のようなものが次々に飛び出して、ギズモに似た生き物が生まれてしまった。
その中に、ストライプと名付けたリーダー格のモグワイが、悪知恵を働かせて、ビリーから真夜中過ぎにフライドチキンを貰って食べてしまう。
すると翌朝、サナギのような塊となり、悪魔のような姿、グレムリンが誕生し、町中を大混乱に巻き込んでしまう……。

見所&解説

見所はズバリ、あの手この手のグレムリン 退治!

この映画を見て、毎回思う事が三つある。
一つは、結構スプラッターなシーンがあるなぁ、と言う事だ。
人間相手には、そんなシーンはないが、それがグレムリン相手になると、想像以上におぞましいシーンがある。
ミキサーにかけたり、レンジでチン!
血の色が緑色だからいいが、グチャグチャ感はすごい。

二つ目は、CGのない時代に、マペットを大量導入したり、大群を合成しているシーンは、大変だっただろうなと。
特にフィービー・ケイツがバイトしている酒場のシーンは、マペットだけでよく撮れたなぁ、と感心してしまう。

三つ目は、色んな映画へのオマージュやブラック・ジョークが取り上げられている、と言う事。
この季節の定番とも言える、『素晴らしき哉、人生!』、『ボディ・スナッチャー:恐怖の街』『白雪姫』がテレビでオンエアされていたり、前年に大ヒットした映画『フラッシュ・ダンス』をグレムリン が踊って見せたり、酒場のシーンでは、音楽がジャズに変わると、おそらくだが、ハンフリー・ボガードの真似をしている奴もいる。

その他にも、父親のランデルが行く発明見本市会場には、『禁断の惑星』のロボット、通称ロビーがいたり、『タイム・マシン: 80万年後の世界へ』の、文字通りタイムマシンが消えて旅立ったり、かなりの遊び心が満載、オタク監督ジョー・ダンテならではの演出だ。

この映画をつまらん、と言う人がいる。
僕も公開当時、初めて見た時はそうだった。
でも、歳を重ねると、見えなかったものが見えたり、見る回数が増える事で、気付かなかった事に気付いたりします。
いい監督さんの作品は、本当に丁寧に作り上げている事がわかります。

いかん、もうクリスマスじゃなくなっている……。

〇〇○+○ エキストラボール

● 続編の『グレムリン2 :新・種・誕・生』も、『ランボー』ネタや、パワー・アップしたグレムリンが見れます。
一作目とはガラリと雰囲気が変わって、ひょっとしたら、こちらの方が面白いと感じる人が多いかも知れません。


   


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