昭和映画をめぐるエッセイガイド、【昭和こどもゴールデン映画劇場】の魅力!
どーも、ロッカリアです。
2025年、今年は「昭和100年」と言う節目の年です。
かつて“昭和”と言う時代を生きた者にとって、この響きには格別な感慨があります。そんな節目の年に、ある懐かしい本が広告に載っているのを見つけて、思わず手を止めました。
その名も【昭和こどもゴールデン映画劇場】
実はこの本、私は数年前にすでに購入して持っていたのですが、数週間前、某新聞の広告で紹介されているのを見て「またこの本が注目されているのか、そう言えば昭和100年だったんだよなぁ…」と、感慨深くなりました。

「あの頃の映画」がぎっしり詰まった宝箱!
この本の著者は、昭和アイテムのエッセイ集『まだある。』シリーズで知られる初見健一さん。
映画評論というよりも、まさに「思い出語り」に近い筆致で、昭和を彩った映画の数々を語ってくれます。
『燃えよドラゴン』『E.T.』『スター・ウォーズ』『グレートハンティング』『サスペリア』
『アメリカン・グラフィティ』『ピンクパンサー3』『小さな恋のメロディ』『ダーティハリー』
『ガントレット』『マッドマックス』
今も語り継がれる名作たちが、当時の空気感や映画館での体験と共に蘇ります。
小学生時代、中学生時代、高校生時代と言う章で区切られており、その時代時代の、映画との関わりを、本当に面白く書かれています。
昭和の映画館体験と言う記憶
本書が魅力的なのは、単に映画の内容を紹介するだけではなく、「当時の映画館体験」までセットで描いてくれているところ。
ポップコーンの代わりに、瓶のジュースや紙袋のお菓子、上映前の館内アナウンス……今では味わえない雰囲気が、ページから立ち上ってきます。
映画ファンにとって、映画とはスクリーン上の物語だけではなく、それを取り巻く体験のすべてだったのだと、あらためて感じさせてくれる一冊です。
世代を超えて楽しめる「昭和映画ガイド」
この本は、昭和世代にとっては、ノスタルジーそのものですが、平成・令和世代にとっては、逆に“新鮮”な一冊になるでしょう。
「こんな映画が、こんな熱気で上映されていたんだ」と、当時の熱狂やカルチャーを知る手がかりにもなります。
まさに、世代を超えて楽しめる“シネマガイド+エッセイ”の決定版。
もし書店や通販サイトで見かけたら、ぜひ手に取って、ページをめくってみてください。
そこには、スクリーンの向こうに広がっていた“昭和という映画の宇宙”が待っています。
昭和映画ファンなら手元に置いておきたい“映画の記憶帳”。ちょっとでも気になった方は、ぜひこちらからどうぞ。
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