映画『リボルバー・リリー』女性版「ジョン・ウィック」? 撃って撃って撃ちまくる!
どーも、ロッカリアです。
もう暑過ぎて・暑過ぎて…。(←更新が遅い言い訳を考えてる)
さて、原作の小説を先に読んだ僕としては、映画との違いを結構感じました。
今日はその辺の事を綴っていきます。
原作とは違う味付けに賛否両論!
・アクション映画、特に銃撃戦が好き
・女性が主人公のアクション映画が見たい
・原作との違いを見たい
原作はミステリー・ファンの間で大ヒットしました。
その一番の要因は、ヒロインの小曽根百合にあります。
16歳の頃から、スパイになるために徹底した教育を受け、世界が恐れる暗殺者になるが、彼女が20歳の時、忽然と姿を消してしまう……。
大正末期(原作では関東大震災の次の日)と言う設定に、セットや衣装にも力が注がれ、その時代の空気感はうまく表現されています。
ただ、原作の百合は、ハードボイルドな一面と、母性を持った一人の女性と言うバランスが絶妙だったのに対し、映画の方はと言うと、多少描かれていましたが、圧倒的にアクション中心の作品に仕上がっています。
▶︎▶︎▶︎ 細見家は、長男の慎太を探す陸軍に、容赦無く皆殺しにされた。
一人生き残った慎太は、陸軍の重大な秘密を託されていた為に、命を危険にさらされていた。
「小曽根百合に助けを求めろ!」と言った父の言葉に従い、百合とコンタクトを取るが、陸軍はどこまでも二人を追いかけて来る……。
(あまりにも似ていないので、セリフで誤魔化しました、いつも似てないけど…)
原作のテイストと違っていたので、結構、酷評しているコメント・評論を目にしました。
小説で読むアクション・シーンと、実際に映像で見せられるシーンに、特に違和感を覚えました。
『ジョン・ウィック』(2014)を見た時に、一体何人死んでいる? とキルカウントをしたくなりましたが、こっちも凄い!
陸軍兵士が、簡単にやられてしまいます。(その数無限大!)
『Mr.ノーバディ』(2021)を見た時もそうでしたが、雨あられの銃弾には当たらんし、当たっても不死身過ぎるんですよね。(撃てれてもすぐ治る…)
もちろん死んでしまったら元も子もないけど、少し嘘っぽく見えてしまいます。
綾瀬はるかも、すごいアクションを披露しているので、ちょっと勿体無いなぁ、と個人的には感じました。
だから、シリアスな物語を期待して観るより、アクションに特化しているんだと、最初からそう思って観る事をオススメします。
「深夜プラス1」と言う、ハードボイルド小説の名作があります。
無実の罪で追われる男を、二人の男が目的地まで無事に届ける仕事を(フリーランスとして)お金を貰って遂行するのだが、その小説を思い出した人もいるでしょう。
まとめ
小説「リボルバー・リリー」には、間違い無くこの「深夜プラス1」のテイストがあります。
先が読めない展開と、ハードボイルドな女性を主人公にして、二人を待ち構える幾多の障害が、読者を強烈に惹きつけ、最後まで一気に読みたくなります。
一方映画版の『リボルバー・リリー』は、完全にアクション位振り切っています。
銃撃戦、爆発、肉弾戦。
映画だけを見た人は、楽しめたかも知れません。
あなたはどっち? 読んでから観るか? 見てから読むか?
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