映画『ザ・ディープ』沈没船のお宝を巡るサスペンス映画!

ロッカリア
どーも、ロッカリアです。
もう直ぐ夏がやって来ます。そんな、夏が待ち遠しくなる映画をご紹介します!

謎のバミューダ海域で、命をかけたお宝探し!

   こんな人にオススメ!

  • 海が好きな人
  • スキューバダイビングの経験者
  • トレジャー・ハンター映画が好き
  • 濡れたTシャツに反応する男子諸君!

どんな映画?

『ジョーズ』の原作者、ピーター・ベンチリーの小説を、『ブリット』の監督、ピーター・イエーツが1977年に映画化した作品。
その『ジョーズ』にも出演して、存在感を示したロバート・ショウを本作でも起用し、明らかに「二匹目のドジョウ」を狙った作品。
だが、同じ海を舞台にしながらも、出来上がった作品は、全く性質の違う作品になっている。
ジャクリーン・ビセットは、この頃既に大女優だったが、裸に濡れたTシャツ姿を披露したり、実際に海(あるいは巨大なプールのセット)に潜り、体当たりの演技を見せている。

▶︎▶︎▶︎ ヴァケーションで訪れたバミューダ諸島で、カップルのデビッド(ニック・ノルティ)とゲイル(ジャクリーン・ビセット)は、スキューバダイビング中に、沈没船らしき残骸から、コインや液体の入ったアンプル(小瓶)を発見する。
その事をうっかり地元の人間に話してしまい、謎の美術商、デュポン(ルイス・ゴセット)と言う男が近寄って来た。
デビッドはとぼけて、そんな物は知らないと追い払うが、実はそのアンプルの中身は麻薬のモルヒネで、デュポンと名乗った男は地元の麻薬組織のボスだった。
沈没船にはまだ多数のモルヒネがある事が分かり、二人はデュポンの組織から狙われ始める。
地元で有名なトレジャーハンター、トリース(ロバート・ショウ)に協力を依頼し、モルヒネと財宝を引き上げようとするが、麻薬組織は三人の命とモルヒネを奪おうと計画していた……。

見所&解説

この映画を楽しむ方法?

実はこの映画を評して、そんなに面白い映画ではない、と言う意見が結構あります。
その原因は分かっている。
冒頭、ジャクリーン・ビセットはTシャツ一枚で、沈没船の下に、得体の知れない何かに、引きずり込まれそうになる。
初めて見る人には、結構ショッキングで、つかみはオーケーなのだが、そのあとが問題だ。
アクション・シーンもあるが、感情移入が出来ないと言うか、二人が組織に拉致されても、すぐに解放され、どこか緩い感じで物語が進行するのだ。
ところが、ロバート・ショウが登場した辺りから、物語の全容が見えて来て、話は面白くなって来る。
つまり、冒頭から3、40分を辛抱強く見る事ができれば、後半に向かうほど面白くなって来るのだ。(←結構無茶な事を言っている…)

映画の重心はトレジャーハント!

どうやら、沈没船にはすごい財宝が眠っているかも知れない。
それが分かって来ると、作品としては一気に宝探しの要素が強くなり、そのお宝とモルヒネを横取りしようとする組織と、三人のコントラストがハッキリして、物語に入っていける。
裏切り者がいたり、ダイビング中にエサをまいて、サメを呼び襲わせる。
沈没船には爆薬も積まれており、それを爆破しようとしたり、クライマックスに向かって、サスペンス度は確実に上がって来ます。

見所はズバリ、謎の海域「バミューダ」であること

今でこそ、あんまり話題になる事も無くなったが、この映画が制作された1970年代を知る人間にとって、バミューダ・トライアングル(三角地帯)と言う名称には特別な響きがある。
船はもちろん、飛行機さえ行方不明になったり、挙げ句の果て、UFO目撃地帯としても有名で、この海域には、不思議な事が起こって当たり前、と言う共通認識があった。
その海域での宝探しと言う事で、公開前には、友達とかテレビの情報番組では話題になったが、いざ公開になると、前記した謎には一切触れられず、残念で仕方がなかった、と言うよりは、もったいないとさえ思った。(当時劇場で観ました)

何と言っても、ジャクリーン・ビセット!

ノーブラにTシャツ一枚でダイビングする彼女は、もちろん丘に上がっても魅力タップリだ。
『ブリット』『映画に愛を込めて:アメリカの夜』『大空港』『料理長殿、ご用心』『セント・アイブス』『オリエント急行殺人事件』『ロイビーン』などなど、主役から脇役までこなせる演技力と美を備えた女優で、かなりの人気を誇っていました。
彼女がこの作品に出ている事で、オールドファンには、忘れ難い作品になっていることは間違いありません。

忘れ難いと言えばもう一人、ロバート・ショウの存在も大きい。
彼の演技に対する信頼性が、そのまま作品に反映されています。

あと、マカロニ・ウェスタンの悪役で有名になった、イーライ・ウォラックも印象に残ります。

冒頭の3、40分をクリアするなら、青い海、濡れた美女に宝探しと、これから訪れる夏にピッタリな作品だと思います。

ヒッチ先生の【談話室】

ロッカリア

ロッカリア

濡れたTシャツ、当時大ブームになりましたね〜
ヒッチ先生

ヒッチ先生

くだらん事はよう覚えとるな。
それより、バミューダと言う特殊な場所をロケ地に選んだ事に、目を向けられんか?
ロッカリア

ロッカリア

と言いますと?
ヒッチ先生

ヒッチ先生

他にも、この地域を選んだ映画があるやろ。
例えば『エアポート’77』は、もろ、当時の都市伝説を表現したように、ジャンボジェット機がバミューダ海域に不時着する、と言うシチュエーションを描いとった。
なのに、この作品も本作同様、バミューダ海域自体の謎に踏み込んでいない。
ただ場所をバミューダにしただけ、と言うのは、映画制作において、もったいない話や。
ロッカリア

ロッカリア

もっと、バミューダ海域の謎と絡ませろ、と言う事ですか?
ヒッチ先生

ヒッチ先生

当然やろ。
せっかく面白く話題性があるのに、そのことには触れないとは、ワシには考えられんわ。
ロッカリア

ロッカリア

確かにもったいないですね。
あと、ジャック・ブラック主演の『ガリバー旅行記』も、バミューダで謎の渦に巻き込まれて…
ヒッチ先生

ヒッチ先生

あれはコメディやろ。
ロッカリア

ロッカリア

そ、そうですが…。
先生、本日もありがとうございました…
ヒッチ先生

ヒッチ先生

ちょっと待て、あともう一言あるんや。
ロッカリア

ロッカリア

え? 何でしょう?
ヒッチ先生

ヒッチ先生

音楽を担当したジョン・バリーのスコアが映えるサントラ盤。
映画の中では使われてなかった、この映画のテーマ曲を歌った、ドナ・サマーのディスコVerがとても気持ちええんや。
お前も買って、一度聴いてみ。
ロッカリア

ロッカリア

……。

 

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