『デイブは宇宙船』結論、エディ・マーフィーはやっぱり面白い!

外見はエディ・マーフィーの宇宙船。パントマイムを生かしたギャグが超面白い!

   こんな人にオススメ!

  • 嫌なことを忘れて笑いたい
  • 人型の宇宙船ってどんな構造? と思った人
  • 『星の王子ニューヨークへ行く』がいいなぁ、と思った人

どんな映画?

『ビバリーヒルズ・コップ』でドル箱スターになったエディが、2000年代に入り低迷していたが、2008年に出演したこの作品は突出して面白い作品に仕上がった。
オーブと言う、地球上の海水を全部吸い上げる装置を巡って、デイブと言う人の形をした宇宙船が騒動を巻き起こす。

▶︎▶︎▶︎野球ボールぐらいの隕石が、ニューヨークのアパートの一室に落ちてきた。そこに住んでいた小学生のジョシュは、その隕石を宝物する。
自由の女神があるリバティ島に、人が頭から落ちて地面に突き刺さるが、その正体は宇宙船で、中には身長3センチほどのニル星人が乗っていた。
オーブが近くにあると分かると、人型の宇宙船は歩いて行くが、途中で車にはねられてしまう。この車を運転していたのがジョシュの母ジーナで、ケガをしていないことから自宅でお茶でも、と誘う。
そこでオーブの痕跡を見つけたが、ジョシュが学校へ持って行ったことから、いじめっ子に取られてしまう。
デイブと名乗った宇宙船とジョシュは、ジーナも含めてその行方を追うが、ニル星人のNo2の裏切りにあったり、警察から手配されたりで、大混乱になってしまう。


(お金を製造する時は、お尻から。お札ははいいけど、コインが……)

見所&解説

見所はズバリ、宇宙船エディの動き方!

人の形をした宇宙船の発想がユニークで、この作品の50%はこれで成功したと言ってもいいぐらい。後はやっぱり、エディのコメディ・センスが光っている。
『星の王子ニューヨークへ行く』ではギャグを封印して、脚本に徹した役作りでいい作品になっていたが、この作品ではギャグのオンパレードでやりたい放題、やっぱエディはやっぱりこうでなくっちゃ!

また、エディ自身が見て影響を受けただろう、昔の映画や音楽ネタが詰まっていて、一つだけネタバレするなら、宇宙船の着ている白いスーツ。地球上で流行っている服をググったニル星人が、『007 黄金銃を持つ男』で、クリストファー・リーが着ていた白いスーツがヒットしたからだった。
これは時代錯誤やカルチャーショックを全面に取り入れたこの作品の一部で、次から次へと地球でのギャップがギャグとして登場します。
後半に進むにつれて、どんどん騒ぎが大きくなるが、その一方で、愛情と言う感情がないニル星人にも、愛と言う感情が芽生え始めたり、母親のジーンがデイブに少しだけ恋したり、いじめっ子に立ち向かうジョシュの姿があったり、3センチのキャプテンと女性で幼なじみのNo3が船外に出て、巨人の地球世界で苦戦したりと、見所もいっぱい。
これが当時未公開なんて! 見てない人は損しているぞ。

○○○+○ エキストラボール

サプライズを味わい人は、以下の小ネタ情報は映画を見てから読んで下さいな。

●劇中、エディがビージーズの「ステンアライブ」を歌うが、似過ぎていて笑える!
●キャプテン(エディ)と、女性のNo3は、映画『素晴らしき哉、人生!』を見て愛情に目覚める。
●レストランで、ミートローフをググってみると、検索結果にハードロック・バンドの「ミートローフ」が出てくる。
●リバティ島に不時着した際、一瞬『E.T』によく似た音楽が流れる。
●宇宙船のコクピットは、当然のようにTV「スタートレック」のパロディ。

さて、今回再見して「ん?」と思ったシーンがある。
デイブが後半大きな声で、「This is it!」と叫ぶシーンがある。これは個人的な妄想だが、エディ・マーフィーはマイケル・ジャクソンのミュージック・ビデオに出たこともあり、プライベートでも親しかった。
ご存知の通り、マイケルの幻のツアーとなってしまったのが、この「This is it!」と言うタイトル。
この映画の製作が2008年、幻のツアーが2009年。ただの偶然かも知れないが、仲の良かった二人のことを考えると、ひょっとして……。
信じるか信じないかは、あなた次第です。(ん?)

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