平成ガメラ・トリロジー3 『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』

どーも、ロッカリアです。

これほど見事で、観客の度肝を抜く特撮シーンが、かつてあっただろうか?

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東京渋谷という都会のど真ん中に、ガメラが登場してギャオスを倒す。その際に、人や建物など一切考慮せず破壊してしてしまう。
結果、多くの犠牲者を出してしまうが、これが、一作目で同じように両親の命を奪われ、ガメラを憎む少女の物語として語られるのが今作だ。

どこか昭和のムードを漂わせる物語

両親を亡くして、奈良の親戚の家に弟と引き取られた少女・綾奈は、洞窟で不思議な卵を見つけるが、これが後にガメラを苦しめるイリスの卵だった。
この、奈良は南明日香村のシークエンスが、とっても昭和で、ノスタルジーさえ感じてしまいます。
都会から引っ越して来た姉弟は、イジメにあったり、伝説を聞いたり、度胸試しが、昔と変わらぬ田舎の風景をバックに展開されるが、このちょっと古めかしい作りが、「龍星張(りゅうせいちょう)」と言われる神の伝説を、見るものに違和感なく信じ込ませてくれる。
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この三作目のポイントは、VFXの進化でしょう。
冒頭の渋谷のシーンもそうだが、何と言ってもミニチュア・セットを使った、日本のお家芸とも言える特撮は素晴らしい!
特に、京都駅のミニチュアの完成度すごく、長い歴史の中でも特筆モノだと思います。
たまに京都駅に行くと、必ずあの天井を見上げ、ガメラ対イリスの戦いを、脳内で再現している自分がいます。
圧倒的な京都駅のディテールのこだわりは、平成ガメラ三部作の集大成であると同時に、物語、巨大生物の造形、ミニチュア・セット全てにおいて、細部にこだわった、特撮魂の結晶だと感じます。

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新しい令和の年代に、この「平成ガメラ」を上回る特撮映画は生まれるんでしょうか?
特撮ファンは、期待を込めて待つしかありません。

それではヒッチ先生に総括をしてもらいましょう。

ヒッチ5
「わしの『鳥』もすごいが、この三部作も間違いなく歴史に残る傑作じゃな」

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