『ルパン三世:ルパンVS複製人間』モンキー・パンチさんを偲んで…

誰が何と言おうと、1971年の10月から放映が始まったTVアニメ(当時はTVマンガと言っていた)は、とびぬけた傑作シリーズだった。

異色すぎるジャズアレンジのテーマ曲と、哀愁たっぷりのエンディング曲!
クリント・イーストウッドの吹き替えで有名な山田康雄がルパンに、そして次元の声はジェームズ・コバーンの小林清志
五右衛門は大塚周夫さん、主にチャールズ・ブロンソン
峰不二子はヘップバーンやドヌーブ、グレース・ケリーの二階堂有希子
「魔術師と呼ばれた男」「雨の午後はヤバイゼ」「脱獄のチャンスは一度」と、そのタイトルと物語にぶっ飛びました。
中でもシリーズの傑作、「7番目の橋が落ちるとき」の設定や画、登場するヒロインなどは、宮崎駿や高畑勲の影響が強く感じられる。(個人的な意見です)
このヒロイン、リーサは、後々『カリオストロの城』に登場するクラリスに似ていて、「アルプスの少女ハイジ」のクララにも似ているのが面白い。
それまでのTVアニメと言えば、「佐武と市捕物控」を除くとほとんどが子供向けだったのに、この「ルパン三世」は峰不二子はお色気ムンムン(今時言うか?)で、子供なんて蚊帳の外、正真正銘大人のアニメでした。
リアルタイムの時は私もまだ小6ぐらいだったので、本当の面白さに気付いたのは、中学生の時に再放送を見た時からだった。
高校生になると、劇場版アニメとして公開されたのが、『ルパン三世:ルパンVS複製人間』(1978)でした。

ルパン三世JPG
(パンフレット。公開当時のタイトルは単純に『ルパン三世』で、イラストはもちろんモンキー・パンチ氏!)

友人5〜6人と劇場に行きました。
当時は、まだクローンと言う言葉は(概念を含め)一般的でなく、初めてこの作品で知りました。
ラストの壮大さには、あらまあビックリ。
マモーと言うキャラは、この歳になっても忘れることが出来ません。
4月19日の金曜ロードショーでオンエアされるので、ファンの人は忘れずにエアチェックしましょう。

また、モンキー・パンチ氏はオーディオ&ビジュアルにも精通していて、「HiVi」や「ホームシアター」と言った雑誌に、自宅のシアタールームが掲載されていました。
どれもハイエンド・オーディオで、1本5〜6百万するスピーカーが6本も設置されていたり、そのスケール感に度肝を抜かれました。
オーディオ・ファンにとっても憧れの人でした。

追悼の意を表します……。

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