『カサンドラ・クロス』暴走列車パニック映画の金字塔!

1976年のパニック映画超大作! アクションが見たい人はコレ!

さて、死ぬまでにこれは観ろ!2018のブルーレイを3枚買った(『ウイラード』『ベン』『ザ・フォッグ』)ので、もれなく1枚もらえるキャンペーン(すでに終了)で希望したブルーレイがこの『カサンドラ・クロス』でした。只今インフルエンザで会社から来るな! という命令を受け、暇を持て余していたので、届いてすぐに視聴しました。(いや、おとなしくしてなきゃ…)

この頃(1970年代)は『タワーリング・インフェルノ』を頂点として、パニック映画の全盛期でした。

パニック映画と言っても、自然災害が引き起こすものと、人間が引き起こしてしまうもの、あるいは昆虫や『ジョーズ』のようなサメによるものまで幅広く存在しますが、この作品は、世界保健機構を爆破しようとしたテロの一味が反撃に遭い、アメリカが極秘で開発していた細菌を浴びてしまい、生き残った一人が大陸横断鉄道に乗り込んだことから、細菌の恐怖と、それを隠蔽しようとする暴力を描き、しかも列車を最後に待ち受けているのが、朽ち果てたカサンドラ鉄橋という、これでもか! と言うアクション映画の構図になっています。

今観ると、かなりざっくりした設定で、首を傾げたくなる部分がかなりあります。テロの背景は全く語られないし、唐突に世界保健機構に救急車で乗り込んできて、廊下のど真ん中で爆弾を仕掛けようとする。

それを見つけた警備員はおもむろに爆弾のコードを引っこ抜く。え? それで大丈夫なのか?

極秘で開発している細菌が、簡単に完治するくだりは、あまりにもショボい。

この当時の映画にはよくある事なので、私はあんまり気にしませんが、若い人が見ると結構ツッコミどころがあります。

でも、そんなことより、豪華スターを揃え、CGなき時代に特撮魂を駆使して、ミニチュアの鉄橋を本物らしく作り上げ、ラストに向かってサスペンスを盛り上げる作り方は、今見ても迫力充分に楽しめます。

『ジャガーノート』『オルカ』に主演のリチャード・ハリスを主役に、その元妻役に『ひまわり』のソフィア・ローレン、『地獄の黙示録』のマーティン・シーン、『大地震』にも出たエヴァ・ガードナー、『OK牧場の決闘』から『合衆国最期の日』『ドクター・モローの島』と幅広い作品に出ている大御所バート・ランカスター、黒人ながら、名バイプレイヤーのO・J・シンプソンは、後に殺人容疑でパトカーに追いかけられ、ハイウェイを逃走するガチのシーンが生中継され大騒ぎ、裁判では無実になるが、後にラスベガスのホテルに武装して強盗に入り逮捕されている。

列車が暴走する映画は割とあって、列車自体が凶器となったり、列車に乗った事でパニックになったりと、色んなシチュエーションがあります。

『暴走機関車』は文字通り、アラスカの氷河地帯を機関車が大暴走。

『サブウェイ・パニック』は出口のない地下鉄列車をハイジャックされ、乗客がパニックになる映画。後に『サブウェイ123』としてリメイク。

『大陸横断超特急』はコメディ調のサスペンスで、最後にブレーキが効かずにパニックが。

『アンストッパブル』は実話を基に作られた止まらない列車の話。

『ミッション:8ミニッツ』は何度も何度も爆発を必死に止めようとする異色のSF作品。

『暴走特急』はスティーブン・セガールが列車で大活躍するもの等々、いっぱいあります。

機会があった、スターがまだ、本当のスターだった時代のこのパニック映画、オススメしますよ。

予告編(↓)

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