• 『ザ・フォッグ』(1980)は、監督の世界観に酔いしれよ!

『ザ・フォッグ』(1980)は、監督の世界観に酔いしれよ!

アクション:言うほど無い。

ミステリー:どうして霧なのか? と言う論理的な謎はもちろん無い。

サスペンス:これもごく普通か……。

恐怖:恐怖感はあるが、ショッカーでもないし、スプラッターでもない。

ドラマ:いかにもB級的な作り方だが、随所に工夫がある。

マニア:もう、カーペンター・フリークにはたまらないでしょう。彼の作品群の中でも上位に位置する名作。

世界観:独自の世界観を作り上げるのが、カーペンター監督のテリトリー。必ず引き込まれます。

笑い:ホラーなので、多少のユーモア程度。

映画はこうして作れ!

グラフを見てもらえば分かる通り、アクションも少なめ、ホラーの醍醐味とも言える恐怖やサスペンスもそれほど感じません。(あくまで個人的にです)

なのに、ジョン・カーペンター監督は、オリジナリティあふれる世界観を作り出し、見るものをその世界に引きずり込む力があります。

ホラー映画だけじゃなくて、今の映画に欠けているのが、この世界観ではないでしょうか?

世界観こそ、監督の持ち味で、過去の名匠と言われる監督たちは、みんな持っていました。この世界観を作れる人こそ、映像作家と呼ばれる人たちです、カーペンター監督も間違いなく、その映像作家の一人です。

物語のプロローグの演出なんて、もろ『未知との遭遇』だなぁ、なんて思い持ったりしますが、良いところは柔軟に取り入れるカーペンター監督らしいしとも言えます。タイトルにもなっている「霧」が、港町を包み込むと、あとは待った無しにクライマックスまで引き込まれます。

主演のジェイミー・リー・カーチスは、カーペンター監督お気に入りだが、最新作の『ハロウィン』(2018)でも健在ぶりを示していますね。

B級予算ながら、こんなにも面白い映画が作れるのは、監督の世界観に尽きると思います。未見の人にはオススメしたい作品です。

ブルーレイの画像は、特筆するほどではありません。

この映画は、2005年にリメイクされていますが全く世界観が違っていました。見るならこのオリジナルです。

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